チビ羅「ん。」
チビ羅「おぉ〜!えちゅけ、しょぎょい?」
チビ羅「しゅぎょい。」
チビ羅「たこー。」
舞人「鼓弥汰お兄ちゃん。考えて。」
舞人「メなの?」
舞人「瑛介お兄ちゃんなの。」
舞人「瑛介お兄ちゃん、怖くないの。だいじょぶなの。」
チビ羅「こあい?」
舞人「瑛介お兄ちゃん。難しい事いっぱい知ってるから、
    きっと、考えてくれるの。」
舞人「鼓弥汰お兄ちゃん、まだ?」
チビ羅「たこ。まだか?」
舞人「うん。凄いの。」
舞人「あのね、この絵本凄いの。」
舞人「瑛介お兄ちゃん。」
チビ羅「ん〜?」
舞人「ほえ?主の名前なの。」
チビ羅「ぬち?」
舞人「るーちーるーちーる?はにゃ?ちるって何かな?」
鼓弥汰「そうそう。これ、面白れーんだぜ〜。」
鼓弥汰「エースケ、何か考えつく?」
鼓弥汰「チビッ子達に期待されてるよ、エースケ。」
鼓弥汰「かーちゃんの名前で作るとは、やるなーエースケ。
     で、意味は?」
鼓弥汰「駄目ー!エースケ、それ駄目ー!もっと、お子様向けじゃないとー!」
鼓弥汰「え?!俺が!?」
鼓弥汰「いやいや、駄目じゃねーよ。兄ちゃんが面白いの考えるからな。
     えーっと。トマト。しんぶんし。えーっと。えーっと、」
瑛介「鼓弥汰!」
鼓弥汰「わっ!?ビックリした。」
鼓弥汰「なんだ。エースケか〜。ビックリさせんなよ〜。寿命縮むべ〜。」
瑛介「そんな事で縮むかバカ。それよりも、その格好どうにかしろ!」
瑛介「どこじゃないだろ。部屋着が水着っておかしいだろう!」
鼓弥汰「何?どこ?」
鼓弥汰「えー。暑いしさ〜。この格好だとスグ水風呂入れて楽なんだよな〜。」
瑛介「子供達の前でカッコ悪いだろ?」
鼓弥汰「チビッ子達の前で怒られる方がカッコ悪いです〜。」
瑛介「なら、怒られるような事をするな!」
瑛介「どうした、舞人?」
瑛介「ほう。回文か。」
瑛介「『るちるちる』でどうだ?」
瑛介「意味か?」
瑛介「そのままだぞ。『ルチル散る』潔くルーさんが・・・」
※『散る』=潔く死ぬ。って意味で作ったらしい。
  瑛介、酷い・・・。