舞人「主。なにしてるの?」
クリスマスプレゼント その2。
舞人「うん。パンと一緒にお昼寝するの〜。」
舞人「主。ジャッキーみたいにおっきなカボチャパン作ってくれたらいいの〜。」
泱瀰くん「小麦粉とバターと牛乳と〜。」
泱瀰くん「え!?パン屋さんのパン!?」
泱瀰くん「こんなにいっぱい、泱瀰も出来ない。」
泱瀰くん「こんな風にこねたりするのかな?」
舞人「・・・すごい音するの〜。」
舞人「主!舞人もね。パンつくりたいの!」
舞人「そなの〜?」(しょぼん)
舞人「舞人。出来ない・・・かもなの。」
舞人「真ん丸〜。これ、焼いたらパンになる?」
舞人「パン、寝るの?お布団で寝るの?」
泱瀰くん「泱瀰も・・やってみたい・・・。」
泱瀰くん「泱瀰はね。このネコさんパンがいいな。」
泱瀰くん「すごーい。粉じゃなくなってる!」
泱瀰くん「寝かせる?」
ルチル「ん?今からパン作ろうかなぁと思って。」
舞人「パン!?パン屋さんのパン!?」
ルチル「そうだよ。」
舞人「!?大変なの〜!」
舞人「泱瀰くん!主がね、パン作るんだって!」
舞人「うん!そなの。パン屋さんのパンなの!」
舞人「舞人もこんな風にみんなでこねこねしたいの〜。」
舞人「真っ白なの。」
ルチル「え?ちょっと、舞人?どうしたの〜?」
ルチル「舞人?さっきは一体、どうしたの?」
ルチル「ん〜。今日はちょっと無理かなぁ。」
ルチル「その代り。パンが何から出来ているか見せてあげるね。」
ルチル「イーストと塩と砂糖が入ってるんだよ。」
ルチル「これを全部混ぜるのにすっごい力がいるんだよ。」
ルチル「そうでしょ〜?だから、また今度ね。」
ルチル「ふぅ。こね終わったの、持ってきたよ。」
ドタン!バタン!(台所からの音)
ルチル「まだだよ。今からこの生地を寝かせるの。」
泱瀰くん「やっぱり、パンこねるの大変なんだね。」
ルチル「お布団では寝ないけど、大きくなる為に寝るの。
     その間、二人もお昼寝したら?」
泱瀰くん「でも、パンのお昼寝終わったら、泱瀰と舞ちゃんも起こしてね。」