ルチル「そして、もう一個の型を重ねて、ギューっと押して下さい。」
ドリ「ベア?」
ドリ「ベア!」
ドリ「ベア?」
ルチル「でもこのままだと粘土のままだから押したら形崩れちゃう。」
舞人「はーい。1個、2個、3個、4個・・・はにゃ?」
舞人「うん。」
ルチル「この型にさっき捏ねた粘土を入れて。」
ルチル「レンジでチンすれば消しゴムになるんだって。」
舞人「ん〜。いっぱい、力いるの〜。」
舞人「わー。ドーナツ〜。」
舞人「うん。」
舞人「ほえ〜。」
ルチル「レンジでチンしてくるからその間、舞人は鋏で箱を切り抜いてて。」
ルチル「箱を組み立てたから、舞人は箱にドーナツ詰めて。」
ルチル「ゆっくりでいいからね。鋏に気をつけるんだよ?」
舞人「これぐらい?」
ドリ「ベア!ベァァァァァァァァ!」
ルチル「舞人が大変そうだから、ドリも手伝ってあげて。」
ルチル「形を崩さないように箱にいれてね。」
舞人「どしたらいいの?」
舞人「分かったの。」
舞人「沢山、ドーナツ出来た。」
舞人「主、ドーナツ全部入らないの〜。」
舞人「刹羅、喜んでくれる?」
ルチル「絶対、喜ぶよ〜。あげるの楽しみだね。」
ドリ「ベア!」
ルチル「はい、もういいよ。」
ルチル「はみ出た部分を取って型から外して。何回か繰り返す。」
ルチル「色々、出来たね〜。」
ドリ「ベア〜。」
ドリ「ベア。ベア〜。」
そして・・・。
ドリ「ベア。ベア。」
ルチル「入らない分はそのまま手渡しでいいよ。きっと。」
舞人「そなの?」
舞人「うん!楽しかったからまた後でドーナツ作るの。」
ルチル「それじゃぁ、今度はみんなで作ろうね。」