鼓弥汰「おっ!刹。生意気に浴衣か〜?」
鼓弥汰「おー!何これ?すっげ〜。
鼓弥汰「ちょっ!?殴らないであげて!かーちゃん、バカになっちゃうよ!」
鼓弥汰「実は俺も一緒に行くんだ〜。」
瑛介「ルーさん。いくら笹を挿すのが無かったからって
    カートに挿すのはどうかと思うけど・・・。ま、ルーさんだしな。」
鼓弥汰「ちょっと、俺が鈍いって何の話?」
瑛介「刹。丁度いい所に来たな。」
瑛介「近々家を空けるからルーさんの事頼むな。」
瑛介「刹・・・コイツは鈍いからひなのちゃんの気持ちにまだ気付いて無いんだ。」
瑛介「ルーさんがダラけていたら・・・」
瑛介「あれ以上バカになりようも無いけどな。」
刹羅「それ、主が俺らの為にって用意した七夕飾りだ。」
刹羅「うるせー!みんな着てんだよ!」
鼓弥汰「んじゃ、俺も着るかな。って俺、浴衣持ってねーじゃん!」
刹羅「知るかよバカ。」
刹羅「あ。マリーンさんの家に行くんだっけ。」
刹羅「殴ればいいんだろ?」
刹羅「んじゃ、バカになんねー程度に殴る。」
刹羅「え?最初からそうだと思ってたけど?」
鼓弥汰「何で!?」
刹羅「何でって瑛介さんが行って、鼓弥汰が行かねーのは変だろ。」
鼓弥汰「だから何で!?」
刹羅「は?だって瑛介さんはマリーンさんと付き合ってて。
    鼓弥汰はひなのさんと付き合ってんだろ?」
鼓弥汰「え〜。無い。無い。それは無い。俺とひなこはそんなんじゃない。」
刹羅「?」
刹羅「マジで!?バカじゃねーの!?」
瑛介「だから、ひなのちゃんがお前の事好きだって話だよ!
    鈍いにも程があるぞ!刹でさえ気付いたのに。」
刹羅「え?俺でさえって酷くね?」
鼓弥汰「そうだったのか〜!全然気付かなかった〜!」
瑛介「ひなのちゃんはお前のどこが良いのかサッパリだけどな。」
刹羅「同感。つか、鼓弥汰。ひなのさんに謝ってこいよ。」
鼓弥汰「うぉー!俺、ひなこの顔みれねーよ!」
刹羅「男らしく告ってくりゃいいんじゃん。」
鼓弥汰「ひなこの親御さんに俺、何て言えばいいのよ?」
刹羅「はっ?親!?え〜っと。娘さんを下さい・・とか?」
瑛介「ひなのちゃん本人にもまだ何も言って無いのにイキナリ親はないだろう・・・。
    つか、何で刹も本気で答えてるんだ・・・バカだコイツら。」
※鼓弥汰と瑛介のお出かけ話はmimiさんのサイト
  『うちのリジたん。』リジ日記でご覧下さい。
  とっても面白いです!ぷぷぷー(笑)