ヒワ「ウサギさん、刹くんと舞くんみたいです。」

ヒワ「これもです！」

ヒワ「あ！見て下さいです。」

舞人「ヒワちゃんどしたの？」

舞人「お手手繋いでるの〜。」

刹羅「『チビウサギがききました。』」

刹羅「またかよ。進まねーだろ。」

ヒワ「刹くんと舞くんもするです。」

舞人「ウサギさんもおんぶ〜♪」

刹羅「あ〜。そういや。前に主がこの絵本のシリーズ
　　　見てて俺と舞人みたいだ。って言ってたな。」

舞人「ヒワちゃん？」

刹羅「は？」

ヒワ「ヒワはいないですか？」

刹羅「『デカウサギは川の向こう岸を』」

刹羅「確かに言われてみたらそう見えるな。」

舞人「おっきいウサギさん寝てるの。」

ヒワ「寝てるです。」

舞人「ほえ？」

ヒワ「・・・。」

舞人「ウサギさん、仲良しなの〜。」

刹羅「『デカウサギにはきめられません。』」

刹羅「何だよ。イキナリ。」

刹羅「次のページ読むぞ。『さあ。今度は・・』」

刹羅「デカイウサギと小さいウサギしか出てこねーよ。」

刹羅「『ノウサギの茶色。』」

刹羅「な、デカイのと小さいのしか出てこねーだろ？」