刹羅「それだけ?引き取って一緒に暮らすって訳じゃねーよな?」
刹羅「で。今更、父親が何の用?」
雲竜「近くまで来たから会いに来たんだよ。」
雲竜「うん。本当に顔を見に来ただけ。」
雲竜「あ、うん。おじいちゃんに訊いたから。」
雲竜「ありがとう。やっぱり、刹羅くんは風子ちゃんの息子だね。」
刹羅「これ、帽子。」
刹羅「えっ?主の知り合いなのか?」
雲竜「ヤダな〜。嘘じゃないよ〜。」
刹羅「あ・・ヤベッ。帽子潰してた。」
雲竜「ルーちゃん。刹羅くんが冷たいよ〜。」(悲)
雲竜「うん・・・おじいちゃん、すっごい怖かった・・・。」(ガクブル)
刹羅「よっと、こんなもんか?」
ルチル「どうしたの、そんなに焦って・・・雲竜!?」
刹羅「嘘だ!?」
刹羅「主。この人、知り合い?なんで、かーさんの名前知ってんだ?」
刹羅「近い!顔近い!!」
ルチル「だろうね〜。孫がこんなじゃね〜。」
雲竜「はーい。ルーちゃん、ただいま〜♪」
ルチル「ただいまってココは雲竜の家じゃないんですけど?」
雲竜「そんな意地悪言わないで。
   風子ちゃんならお帰りって言ってくれるよ。」
ルチル「生憎、私は風子じゃないし。」
ルチル「風子の従弟で旦那だよ。」
雲竜「そして、刹羅くんと舞人くんのお父さんだよ♪」
雲竜「ほら。良く見て。私の瞳の色。
    刹羅くんの瞳の色と似てるでしょ?」
ルチル「(刹羅も舞人も風子似だから雲竜に似てないんだよね・・・)」
ルチル「そりゃそうでしょ。ずっとほったらかしで懐いてる訳ないでしょ。」
ルチル「それにしても、良くココの場所、分かったね。」
ルチル「へー。よく、アンタが先生にココの場所訊けたね。」
刹羅「は?」
雲竜「私に優しくしてくれるって意味♪」
刹羅「はぁ・・・。(意味が分かんねー)」
ルチル「見た目。お母さんだけどな・・・。」
↑帽子の形を直してる
刹羅「だったらいいけど。」